
VITRALLS J.M. BONET — SINCE 1923
100年の光、
バルセロナから世界へ
ステンドグラスに命を吹き込み続ける、Bonet家三代の物語。
The Atelier
バルセロナの工房
1923年、ジョセップ・マリア・ボネとザビエル・ボネ兄弟がバルセロナ・グラシア地区に設立した工房は、 現在、ロスピタレート・ダ・リュブラガートに700平方メートルの施設を構えています。 400種以上の色ガラスを所蔵し、中には150年以上前のものも。 赤色ガラスは銅ベースで1枚約600ユーロと特に高価で、職人が一枚一枚丁寧に扱います。
国際組織CVMA(コルプス・ヴィトレアルム)のガイドラインに準拠し、 すべてのプロジェクトで初期状態・修復工程・使用材料・最終状態を文書化。 科学的な保存修復と伝統的な手技法を融合させた、カタルーニャで現存する唯一の100年の歴史を持つステンドグラス工房です。





The Founder
創業者の志
ジョセップ・マリア・ボネ(1903-1988)は、カタルーニャ・アルト・ウルジェル地方 アルセゲル村の出身。バルセロナのラ・リョチャ美術学校でデッサンを学び、 モンサーダ、ラバルタ、コメレランといった芸術家たちと友人関係を築きました。
兄ザビエルが先に働いていたガラス職人オリアッチの工房で技術を習得した後、 1923年に兄弟で独立。以来、1988年に亡くなる最後の日まで、 ほぼ毎日工房に立ち続けました。
1986年、カタルーニャ州政府よりガラス職人の最高位である 「マスター職人証(Carta de Mestre Artesà Vidrier)」を授与されています。
「光を通して人の心を動かす — その信念を1世紀にわたり受け継いできた工房」
HISTORY
100年の歩み
1923年の創業から現在に至るまで、Bonet工房が刻んできた歴史。
バルセロナで工房創業
ジョセップ・マリア・ボネとザビエル・ボネ兄弟が、バルセロナ・グラシア地区アストゥリアス通り6番地にステンドグラス工房を設立。ジョセップ・マリアはラ・リョチャ美術学校でデッサンを学び、ガラス職人オリアッチの工房で技術を習得した。
バルセロナで工房創業
ジョセップ・マリア・ボネとザビエル・ボネ兄弟が、バルセロナ・グラシア地区アストゥリアス通り6番地にステンドグラス工房を設立。ジョセップ・マリアはラ・リョチャ美術学校でデッサンを学び、ガラス職人オリアッチの工房で技術を習得した。
バルセロナで工房創業
ジョセップ・マリア・ボネとザビエル・ボネ兄弟が、バルセロナ・グラシア地区アストゥリアス通り6番地にステンドグラス工房を設立。ジョセップ・マリアはラ・リョチャ美術学校でデッサンを学び、ガラス職人オリアッチの工房で技術を習得した。
サグラダ・ファミリア初の制作
画家ダリウス・ビラスのデザインに基づき、地下聖堂のステンドグラスを制作。サグラダ・ファミリアとの約1世紀にわたる協働の始まり。
サグラダ・ファミリア初の制作
画家ダリウス・ビラスのデザインに基づき、地下聖堂のステンドグラスを制作。サグラダ・ファミリアとの約1世紀にわたる協働の始まり。
サグラダ・ファミリア初の制作
画家ダリウス・ビラスのデザインに基づき、地下聖堂のステンドグラスを制作。サグラダ・ファミリアとの約1世紀にわたる協働の始まり。
スペイン内戦を乗り越えて
内戦中、工房は集団化(コレクティビサシオン)され、兄弟は他の職業活動に従事。戦後は破壊された聖堂の再建・修復に集中し、カタルーニャ各地の教会ステンドグラスを復元。
スペイン内戦を乗り越えて
内戦中、工房は集団化(コレクティビサシオン)され、兄弟は他の職業活動に従事。戦後は破壊された聖堂の再建・修復に集中し、カタルーニャ各地の教会ステンドグラスを復元。
スペイン内戦を乗り越えて
内戦中、工房は集団化(コレクティビサシオン)され、兄弟は他の職業活動に従事。戦後は破壊された聖堂の再建・修復に集中し、カタルーニャ各地の教会ステンドグラスを復元。
サグラダ・ファミリア全面制作を担当
芸術家ジョアン・ビラ=グラウのデザインを受け、身廊・翼廊・後陣の全ステンドグラス制作を担当。1000枚以上の作品を納め、20年以上にわたり聖堂の「光の壁面」を生み出し続けた。
サグラダ・ファミリア全面制作を担当
芸術家ジョアン・ビラ=グラウのデザインを受け、身廊・翼廊・後陣の全ステンドグラス制作を担当。1000枚以上の作品を納め、20年以上にわたり聖堂の「光の壁面」を生み出し続けた。
サグラダ・ファミリア全面制作を担当
芸術家ジョアン・ビラ=グラウのデザインを受け、身廊・翼廊・後陣の全ステンドグラス制作を担当。1000枚以上の作品を納め、20年以上にわたり聖堂の「光の壁面」を生み出し続けた。
ガウディ作品の修復 — ヴァルゴルギーナ礼拝堂
バルセロナ近郊ヴァルゴルギーナの礼拝堂にて、ガウディゆかりのステンドグラスを修復。ホセップ・マリア・スビラックス、ジョアン・ビラ=グラウらと協働し、地域の宗教・文化遺産の保存に貢献。
ガウディ作品の修復 — ヴァルゴルギーナ礼拝堂
バルセロナ近郊ヴァルゴルギーナの礼拝堂にて、ガウディゆかりのステンドグラスを修復。ホセップ・マリア・スビラックス、ジョアン・ビラ=グラウらと協働し、地域の宗教・文化遺産の保存に貢献。
ガウディ作品の修復 — ヴァルゴルギーナ礼拝堂
バルセロナ近郊ヴァルゴルギーナの礼拝堂にて、ガウディゆかりのステンドグラスを修復。ホセップ・マリア・スビラックス、ジョアン・ビラ=グラウらと協働し、地域の宗教・文化遺産の保存に貢献。
日本初の導入 — ラメゾンSuiteりんくう
3代目ルアール・ボネがデザインを担当し、大阪府泉佐野市のチャペルに日本初のBonet作品が設置される。デザインから輸送・設置まで全工程を記録。
日本初の導入 — ラメゾンSuiteりんくう
3代目ルアール・ボネがデザインを担当し、大阪府泉佐野市のチャペルに日本初のBonet作品が設置される。デザインから輸送・設置まで全工程を記録。
日本初の導入 — ラメゾンSuiteりんくう
3代目ルアール・ボネがデザインを担当し、大阪府泉佐野市のチャペルに日本初のBonet作品が設置される。デザインから輸送・設置まで全工程を記録。
京都バルセロナ文化センター
日本とバルセロナの文化交流の象徴として、京都市北区にステンドグラスを設置。職人による直筆サイン「J.M. Bonet, Barcelona 2020」が刻まれる。
京都バルセロナ文化センター
日本とバルセロナの文化交流の象徴として、京都市北区にステンドグラスを設置。職人による直筆サイン「J.M. Bonet, Barcelona 2020」が刻まれる。
京都バルセロナ文化センター
日本とバルセロナの文化交流の象徴として、京都市北区にステンドグラスを設置。職人による直筆サイン「J.M. Bonet, Barcelona 2020」が刻まれる。
カタルーニャ国家職人賞を受賞 / ビラ=グラウ逝去
カタルーニャ州政府より最高栄誉であるPremi Nacional d'Artesaniaを授与。100年の軌跡、ステンドグラス制作の卓越性、カタルーニャ建築遺産への貢献が評価された。同年、サグラダ・ファミリアのデザインを手掛けた芸術家ジョアン・ビラ=グラウ(享年90歳)が逝去。
カタルーニャ国家職人賞を受賞 / ビラ=グラウ逝去
カタルーニャ州政府より最高栄誉であるPremi Nacional d'Artesaniaを授与。100年の軌跡、ステンドグラス制作の卓越性、カタルーニャ建築遺産への貢献が評価された。同年、サグラダ・ファミリアのデザインを手掛けた芸術家ジョアン・ビラ=グラウ(享年90歳)が逝去。
カタルーニャ国家職人賞を受賞 / ビラ=グラウ逝去
カタルーニャ州政府より最高栄誉であるPremi Nacional d'Artesaniaを授与。100年の軌跡、ステンドグラス制作の卓越性、カタルーニャ建築遺産への貢献が評価された。同年、サグラダ・ファミリアのデザインを手掛けた芸術家ジョアン・ビラ=グラウ(享年90歳)が逝去。
創業100周年
1世紀にわたる伝統と革新の歩みを祝い、記念展覧会「光のために100年(Cent anys al servei de la llum)」を開催。1965年に撮影された旧工房の記録映像も初公開された。
創業100周年
1世紀にわたる伝統と革新の歩みを祝い、記念展覧会「光のために100年(Cent anys al servei de la llum)」を開催。1965年に撮影された旧工房の記録映像も初公開された。
創業100周年
1世紀にわたる伝統と革新の歩みを祝い、記念展覧会「光のために100年(Cent anys al servei de la llum)」を開催。1965年に撮影された旧工房の記録映像も初公開された。
SAGRADA FAMÍLIA
サグラダ・ファミリアとの歩み
J.M. Bonet工房は1930年からサグラダ・ファミリアのステンドグラス制作を担い、 1999年以降は芸術家ジョアン・ビラ=グラウのデザインを受け、 身廊・翼廊・後陣の全ステンドグラスを制作しています。 現在までに1000枚以上のステンドグラスを同聖堂に納めました。
東側には朝の光を受ける寒色系(青・緑)、西側には夕日を受ける暖色系(赤・橙)が配され、 18枚の大窓を含む壮大なステンドグラス群は「色彩の交響曲」と称されています。
オパールセント、カテドラル、アンティーク、吹きガラス等5種のガラスを使い分け、 Jordi Bonet氏がほぼすべての設置を自ら担当しました。
MAJOR PROJECTS
カタルーニャ全土700以上の教会・建造物
サグラダ・ファミリアをはじめ、カタルーニャの最も重要な建築遺産のステンドグラスを3世代にわたり守り続けています。
カサ・アマトリェール
Casa Amatller
プッチ・イ・カダファルク設計のモデルニスム建築修復
ジローナ大聖堂
Catedral de Girona
ドメネク・フィタのデザインによるステンドグラス
バルセロナ市庁舎 百人評議員の間
Saló de Cent
歴史的公共建築のステンドグラス修復


協力した芸術家・建築家
ダリウス・ビラス(サグラダ・ファミリア地下聖堂)、 ジョアン・ビラ=グラウ(サグラダ・ファミリア身廊)、 ジョセップ・マリア・ジュジョール(ガウディの協力者)。
ウィル・フェイバー、ラモン・ロジェント、ドメネク・フィタ(ジローナ大聖堂)、 カルロス・マディロレス(ヴィック・カルメル会)、ラファエル・カセレス。
カタルーニャを代表する芸術家たちとの協働を、三世代にわたり続けています。
AWARDS & MEDIA
受賞歴・メディア実績
世界が認めた、100年の職人技。

2022
カタルーニャ国家職人賞
PREMI NACIONAL D'ARTESANIA 2022
カタルーニャ州政府(Generalitat de Catalunya)が毎年授与する職人分野の最高賞。 受賞にはマスター職人(Mestre Artesà)の称号取得が前提条件となる、 極めて権威ある表彰です。
「100年の歴史を持つ同社の長い専門的軌跡、新しいステンドグラスの製作における卓越性、 およびカタルーニャ建築遺産の重要な構成要素の再建と修復への貢献」
— カタルーニャ州政府 CCAM 公式受賞理由
歴代受賞者には、オルガン製作のゲルハルト・グレンツィング(2020年)、 水力モザイクのマルティ工房(2021年、創業108年)など、 カタルーニャを代表する最高レベルの職人のみが名を連ねています。
2023–2024
記念展覧会「光のために100年」
CENT ANYS AL SERVEI DE LA LLUM
2022年の国家職人賞受賞を記念し、2つの会場で大規模な回顧展が開催されました。
- 第1会場: Can Trinxet(ロスピタレート)、2023年9月〜10月
- 第2会場: Centre d'Artesania Catalunya(バルセロナ)、2024年10月〜11月
- 100点以上の修復作品・プロジェクトを展示。 1930年のサグラダ・ファミリア地下聖堂のための原画や、 1965年に撮影された旧工房の記録映像も初公開


TV / MEDIA
カタルーニャ公共放送 3Cat
「Vitralls Bonetの100年の歴史 — 大聖堂から現代アートへ」と題する特集報道。 3代目Jordi Bonetへのインタビューを交え、 工房の伝統と革新を紹介しました。
記事を読む(カタルーニャ語)
INTERNATIONAL
Homo Faber Guide 掲載
ヨーロッパの卓越した職人を紹介する国際的なガイド「Homo Faber Guide」に掲載。 世界的シェフ、フェラン・アドリアの推薦を受けて選出。 工房は一般公開の見学も受け入れています。
Homo Faber Guide で見る
ARCHIVE
1965年 記録映像の発見
長年埋もれていた1965年のグラシア地区旧工房の記録映像が復元され、 2023年の100周年記念展覧会で初公開。 創業期の工房の様子と職人たちの仕事ぶりを伝える貴重な映像資料です。
Can Trinxet展 報道記事THE BRIDGE
日本への架け橋
バルセロナの光を日本に届ける、藤岡良章の物語。
ホテルオークラ神戸の結婚式場で衣装部門の総支配人を務めた後、独立して スペインからウェディングドレスを日本へ届ける事業を始めた藤岡良章。
バルセロナを訪れた際に偶然出会ったのが、J.M. Bonet工房でした。 1930年からサグラダ・ファミリアのステンドグラスを手掛けてきた100年の歴史、 職人たちの誇り、そして光を通して人の心を動かすステンドグラスの力—— その一つひとつに、深く感銘を受けました。
「この本物の光を、日本にも届けたい」——その想いからBonet工房と正式なパートナーシップを結び、 以来、バルセロナと日本の架け橋として活動を続けています。
THE BONET FAMILY
Bonet家の職人たち
三代にわたり光の芸術を受け継ぐ、Bonet家をご紹介します。

Jordi Bonet
技術管理(2代目)
化学の学位を持ち、2000年から工房に参加。科学的な保存修復技術と 品質管理を統括。サグラダ・ファミリアのステンドグラス設置を ほぼすべて自ら担当。

Luard Bonet
芸術指導(3代目)
1995年から工房に参加。ラ・リョチャ美術学校で応用美術を学ぶ。 主任画家・デザイナーとして芸術面を統括し、 ラメゾンSuiteりんくうのデザインも担当。
この他、修復士リサ・ツェデノヴァ(エストニア出身・7年在籍)、 彫刻職人パウ・サンタマリーナ、ヴィトラル技術者フランセスク・マシップなど、 各分野の専門家がチームとして制作にあたっています。